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自分の意見を伝えることができる大切さ

障がい者グループホームアノリーフです!

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

今日はアノリーフをオープンしてから今まで運営してきた中で最近感じたことを書かせて頂きます。

私には知的障がい、自閉症の息子がおります。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、私自身が障がい児を持つ母でもあります。

私の子供は単語や二語分などのちょっとした言葉を発することはできますが、自分の思っていることや意見を話すといったことができません。

普段から自分の気持ちや出来事など息子の口からたくさん聞くことができたらいいなぁと思いますがなかなか現実は難しいです。

表情、行動、ジェスチャー、時に言葉と4つの方法から息子が何を伝えたいのかを見つけてあげています。

アノリーフの利用者さんとの暮らしの中で、利用者さんが考えてること、希望していること、困っていること、不安や心配に思っていることを直接お話をすることができたらいいなぁと最初は思っていました。

ご入居されたばかりの頃は信頼関係がまだまだ出来上がらない状況ですから、遠慮している様子で自分の思っていることや意見や希望などを伝えるということがなく、職員から聞いたりしても、はっきりとした返事も頂けない状況だったのですが、毎日暮らして行くにつれて、利用者さんが自分は今こうしたい、不安や心配事がある、何が食べたい、どこかへ遊びに行きたいなど、自分の思っていることを言葉で伝えてくれるようになりました。アノリーフをオープンして1年が過ぎましたが

だんだんといろいろなことが見えて、暮らしの中で大切にしなければならないことがみえてきたような気がします!

障がい者グループホームは衣食住だけ整っていれば良いということではありません。

一人ひとりがありのままに自分らしく生きること、その中で思っていることを利用者さんから私たち職員へ伝えることができやすい

環境を作ってあげることが大切なことなのだと思いました。

人は環境で左右されると私は思っています。

生きやすい環境を作ってあげることが利用者さんたちが困ることなく、より良い楽しい人生を送れるということを学ばせて頂いた気がします。

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