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障がい児の親として、事業者として思うこと

障がい者グループホーム アノリーフです。
今日は代表の私の思うことを書かせて頂きます。
私にも障がいを持つ子どもがおります。障がい児の母です。
アノリーフを開業してから今日まで、同じ子供を持つたくさんの親御様と出会い、たくさんお話もして来ました。

グループホームとはどんなところか?
入居できるのかできないのか?
入居をするタイミングはいつなのか・・・


たくさん迷い悩まれている親御様がほとんどだと思います。
お腹を痛めて産んだ我が子、そして何十年と大切に大切に育てて一緒に暮らしてきた我が子を手離すことがどんなに寂しいことか、心配で自分のもとから離れるなんて考えられない、手離す勇気や決断は並大抵のことではないと思います。

アノリーフの利用者さんがそれぞれご入居された時のご家族様の気持ちを自分に置き換えていつも考えるのですが、きっと我が子をアノリーフに置いて帰る時、とても寂しく思い、心配や不安でいっぱいな気持ちのまま帰られて行くのだろうなと、その瞬間に私も母として事業者としても複雑な思いになります。
母だからこそ、複雑な気持ちになるのでしょうね。
ですが、いつかは私も皆さんと一緒で我が子を手離す時が必ず訪れます。
未来のことを考えると寂しくなります。


でも私たちの子供は誰かの助けがないと生きてはいけないのです。
ずっと私たち親と一緒にいることができなくなる日がくるのです。我が子の人生を誰かに託さなければならないのです。


その託す時はいつになるのか、そんな簡単には決めることはできないし、心配や不安や寂しさ、迷うことも当然だと思います。
ご家族やご本人と話し合い、決断できた時がご入居するタイミングになるのではないかと思います。


私は自分の子供に障がいがあるとわかった時に子育てをしながら、先の見えない毎日を過ごしながら未来を予想して、たくさんの方の助けになりたくてグループホームを作りました。
みんなで一緒に力を合わせて幸せに暮らして欲しいといつも思っています。
私のこの先の人生は障がいのある方のために尽くして自分の人生は終えると決めています。
私の想いや願いが叶えられるように、そして障がいを抱える方たちがそれぞれ幸せな人生が送れるように、これから先も自分の信念を曲げることなく、突き進みたいと思っています。
すべては障がいを抱える方たちのために・・・

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