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障がい児の親として事業者として

障がい者グループホームアノリーフです。
6月の梅雨に入り、連日雨が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

私の子供も障がいがあり、今日は障がいのある子供を持つ親として事業者として、私が日々抱えている悩みや想いについてお話させて下さい。

私も毎日障がいある子供の子育てに2つの事業(放課後等デイサービス、共同生活援助)に奮闘しておりますが、ふとした時に子供の将来について考える時があります。
我が子は私がいなくなったあとはどうなるのだろうか。
兄弟もいない、ひとりっ子。
従姉妹はおりますが、その従姉妹たちにも自分の人生があり、頼ることも背負わせることも現実は難しいと考えています。
こういった先の見えない人生を考えると、落ち込んでしまい、考えたくないなと思ってしまいます。
ですが、子供が大きくなれば私たち親も歳をとっていくのです。
いつかは自分の手元から離さなければならない時が必ず来ると思うと、親として今何をしてあげたら良いのか?常に考えさせられます。【親なき後】ですよね。

いつか親元を離れて暮らさなければならないことも時間をかけて教えていかなければならない、これも親として最大の役目になると
思っています。
いつかは必ず通らなければならない道になりますね。寂しく思いますが、これが現実なのだと思います。
私たち親が突然いなくなってしまったら、その現実がわかるのだろうか、受け入れられるのだろうか、寂しい思いをさせてしまうことになるでしょう。
私自身は誰かと一緒に暮らして少しでも寂しい思いをしないようにしてあげたいという親心を持っています。
きっとその親心が今そのままアノリーフにいて下さるご利用者様へ向けての、私なりの
支援をさせて頂いているのかもしれません。
そして障がい者グループホームを開業した理由の1つでもあります。
一人で生きていくことが難しい方々の
ためにも、私なりに力になりたい、助けになりたいと障がい者グループホームを始めたのです。
アノリーフでは、一人でも寂しいと感じる生活をさせないためにも、いつも明るく暖かく家族のように暮らして欲しいという願いがあります。

いつかは私たち親がいなくても、アノリーフのみんながいるから、全然寂しくないよ!
と言ってもらえるようなホームでありたいと思っています。

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